SMとHCと音

暇つぶしなので不定期更新

焼き芋

 

スーパーの野菜売り場に焼き芋機がある。ドンキにもある。もうすっかり定番になっている。隠れた人気商品なのはどこでも同じだろう。

 

アラフォーの私たち世代からすると大きな変革はさつまいも(かんしょ)の品種改良だろう。昔の焼き芋とかふかし芋はホクホクしたどちらかというとジャガイモのような食感で少し甘い程度だった。腹持ちがして、いわゆる昔のおやつだった。これが最近はスイートポテトかのようなネットリ系がでてきて、また芋の糖度が上がって焼き芋の売り上げが飛躍的に伸びた。完全にスイーツの部類である。

 

もう本当に、日本の品種改良技術は異常である。笑

国民総グルメ。

どんだけ食にこだわりがあるんやって。

 

品種は紅はるかが多いかな。あとは紅あずま、シルクスイート、安納芋。

ホクホク系のは鳴門金時というらしく、昔食べていたのはこれかもしれない。

おそらくこれ以外にも品種はあるだろうし、日本のどこかで品種改良が進められて数年後に新品種の焼き芋が並ぶかもしれない。

 

私もお腹が出てきたので、明日から焼き芋をお昼ご飯の代わりにして高校時代の体重を目指そうと思う(3カ月ぶり23度目)。今77kg!→69kgへの道!

 

 

↓やべーの出た(笑)ナルト違いでっせ

鳴門金時が紅はるかに駆逐される戦いの図 で生成

 

 

パセリ ってパ芹なん!?

スーパーで生パセリを買ったことがある人は全買い物人口の何%だろうか?おそらく3%ぐらいではなかろうか。主に飲食店需要が大きいこのパセリ。なんとセリ(芹)の仲間らしい。

 

ここでパセリ農家の動画を拝見。

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捨てられる運命と言われるパセリ。

でも、あるのと無いのでは全く違うから飲食店では使われるのだろう。「野菜の中で一番捨てられることについてどう思いますか!?」というぶしつけな質問に対して「おいしくできたと思うんですけどねぇ・・・」というパセリ農家の声を確かラジオで聴いたことがある。

 

品揃えのよいスーパーはパセリがある。そうなると飲食店含む業者さんの御用達になりうる。

 

 

高リコピンにんじん

 

 

最近はケチャップで有名な会社がトマトを作って加工用ではなく生食用で高リコピン野菜、機能性表示食品などとして販売しているが、にんじんもリコピンに注目した高リコピンのにんじんが販売されている。朝鮮人参や東洋人参、金時人参も同じようなものだと思っていたが、リコピン人参は金時人参と西洋人参の交配から生まれた品種だという記述もある。

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ここで抗酸化物質と呼ばれているものをざっと上げてみる。

 

ビタミンC(アスコルビン酸

カロテン

フラボノイド

アントシアニン

ポリフェノール

リコピン

 

さらに、ファイトケミカルとして

イソチオシアネート

システインスルホキシド

などがあるようだ。

 

抗酸化というのは何か。

植物体からすると、外敵である虫や菌が、侵入するときに口針や菌糸を伸ばして侵入、吸汁や毒素注入してこようとする。そのときに細胞質が覆われている細胞膜の脂質を酸化しようとする。そのときにその針等の先っぽから酸化物質を出すために植物体の細胞は腐敗し、連鎖していって全体が腐る。という流れだが、一番外の皮というのはそういう意味では鎧であって、そういう酸化に抗う物質を豊富に備えているということになる。それがそれぞれ植物によって違うということだ。抗酸化物質が多い植物は外敵に強いと言ってもいいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

みょうが 茗荷

 

今は関東では端境期でメイン野菜が無く、スーパーではみょうがが幅を利かせている。今は高知県産が多く、もう少し暖かくなってきたら関東(おそらく茨城)産が出てくるのかな。

 

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農業界ではトップユーチューバーのひろちゃん農園、こちらも高知県。強い植物だから放任でも採れているらしい。竹みたいな感じかな。こういう強い植物と聞いて感じるのは、もしかして数少ない日本原産の野菜というか山菜なのかもしれない、ということだね。ググると、邪馬台国のころには食べられていたということらしい。

 

みょうがって蕾らしく、地下茎から直接つぼみが出てくるらしい。タケノコみたいな形だけど、茎や葉柄じゃなくて花なんですね。

 

東京に茗荷谷という地名があるが、おそらく茗荷が取れたのかな。

本郷通り音羽通りの間の薄緑色部分が谷になっている。ここがまさに茗荷谷

 

 

1936-1942年ごろの茗荷谷
農地というよりはもう町になってるように見える

 

春キャベツ

春キャベツと普通のキャベツは品種が違うのは周知の事実かと思う。基本的に今の時期のキャベツは柔らかくて生で食べられるから好きだ。加熱するにも少し炒めるだけでおいしくなる。

1玉を買うときは切り口を見よう。新鮮なものは真っ白である。

春キャベツの収穫現場。プロの仕業です。

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日本の春キャベツと冬キャベツを擬人化してリレーする絵を書いて と依頼

そんな農家の気持ちをあざ笑うかのようなwAI生成画像。

たまにこういう、夢で見る内容のような画像が出てくるので、AIは裏の世界、夢の世界に生きているのかなと思う。なんでこんな動物多いん?

 

 

パプリカ

パプリカの色んな色の盛り合わせの画像
とbing designerで注文した画像

ナス科トウガラシ属トウガラシ

赤と黄色、たまにオレンジ色のもの。色どり野菜として人気になっている。

 

パプリカという名前は、いわゆる生果としてのパプリカだけでなく、それを原料にした香辛料のこともパプリカというらしい。

 

数年前までは韓国産ばかりだったが、近年は国産も多く見る。基本的にはピーマンと同じようなものなので、夏野菜。ジャンボピーマンという名前で並んでいるものもある。

今の時期今並んでいるのはおそらく韓国産、加温ハウス栽培だろう。韓国でなぜ多いかというと、ネット情報によれば韓国国内で日本向けに栽培できるいい野菜はないか、ということからパプリカに目を付けて生産されているらしい。

確かに距離が近いので、鮮度が必要な軟弱野菜より弱いけど、実ものなら勝負できる、かつあまり日本国内で作られていない、というところを狙ったのかもしれない。もちろん栽培技術でおいしいもの、いいものを作っていることもあるだろう。最近は国内産でも増えてきている。ただピーマンの緑と違ってその後黄色→赤と熟させるため、若採りであるピーマンと比べて栽培期間が長くなる。栽培の回転は遅くなるし病害虫リスクも高くなるため、ピーマンほど手軽にやろうという農家は少ない感じはする。

 

外国で作られる日本人向けのものは食品安全性については現地より厳しいものが多いと聞いている(例えば中国産の日本向けあんこ等、日本国内での製造要件より厳しいものもあるそうだ)。しっかり日本人の厳しい要求度の高さにマッチしたものを作っているはず。韓国は日本以上に資源や産業が対外と比べると厳しい国だろうから、売れるものは何でも売るという国策だろう。中国製以上に安心していいと個人的には思う。

 

韓国でのパプリカ農家の現場↓


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ちなみに米津玄師の『パプリカ』は、実は亡くなった人を弔う歌という説がある。お盆やお彼岸の歌として定番になってもいいと個人的に思っている。

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パプリカの花言葉 『君を忘れない』。

 

オクラ

 

アオイ科アオイ属。

 

今は旬じゃないオクラ。

東南アジア産のオクラがずらっとスーパーに並んでいたので書いてみる。

 

国内での旬は夏のイメージ。ネバネバ野菜として体にいいというイメージもある。植物としては若いサヤを食べるので、時期的にはキュウリに近いか。葉物ほど早く収獲できるわけではないけど熟した実を収穫するものよりは早い。青唐辛子等と似ているので、オクラも熟させるといわゆる大豆が熟したカラカラのベージュ色になるようだ。画像が無かったのでAIに頼んでみると・・・

 

 

ちなみに私は直売所でオクラの花が売られていて、買って食べたことがある。オクラの味まんまで、なんならネバネバもあったので驚いた。ポン酢をあえてそのまま食べた記憶がある。

 

 

東南アジアから輸入してまで入ってくるのだからオクラ人気はそれなりにあるのだろう。やはり剥いたりせずそのまま茹でればいいだけなのでそれが支持されるのかも。

 

熟したオクラを見て驚くおばあさん で出力された絵

copilotちゃんはジェンダー平等なのでおばあさんでもおじいさんでもなんでもいいようだ。4枚出た画像がどれもマンガちっくな画像だったのでホッとした。アメリカングロテスクな画像は、実在しないシチュエーションや物だとそうなりやすいのかも。

 


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チンしたまま半日電子レンジに入れっぱなしにし熟成させた新玉ねぎと輸入オクラをS&Bの梅肉で和えてみました


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輸入オクラ硬っ!!