SMとHCと音

暇つぶしなので不定期更新

高リコピンにんじん

 

 

最近はケチャップで有名な会社がトマトを作って加工用ではなく生食用で高リコピン野菜、機能性表示食品などとして販売しているが、にんじんもリコピンに注目した高リコピンのにんじんが販売されている。朝鮮人参や東洋人参、金時人参も同じようなものだと思っていたが、リコピン人参は金時人参と西洋人参の交配から生まれた品種だという記述もある。

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ここで抗酸化物質と呼ばれているものをざっと上げてみる。

 

ビタミンC(アスコルビン酸

カロテン

フラボノイド

アントシアニン

ポリフェノール

リコピン

 

さらに、ファイトケミカルとして

イソチオシアネート

システインスルホキシド

などがあるようだ。

 

抗酸化というのは何か。

植物体からすると、外敵である虫や菌が、侵入するときに口針や菌糸を伸ばして侵入、吸汁や毒素注入してこようとする。そのときに細胞質が覆われている細胞膜の脂質を酸化しようとする。そのときにその針等の先っぽから酸化物質を出すために植物体の細胞は腐敗し、連鎖していって全体が腐る。という流れだが、一番外の皮というのはそういう意味では鎧であって、そういう酸化に抗う物質を豊富に備えているということになる。それがそれぞれ植物によって違うということだ。抗酸化物質が多い植物は外敵に強いと言ってもいいだろう。