野菜類/ブロッコリー/芽ばえ/生 - 食品成分DB
ブロッコリーの新芽。販売現場では主にパックになって販売されている。
以前から思っていたが、葉菜・根菜などは水分がほとんどで、あとは炭水化物が多い。見た目や重さから見た栄養分が一番多いのは種子である。水分が少ない。
芽の部分というのは、そこから次の栄養成長に引き継ぐため、生き延びるための栄養が凝縮されている(とは言え食品成分表では水分が94.3%)。ブロッコリースプラウトなどは葉の幼生なのでそれがビタミン類やミネラルが豊富に含まれていると言われる所以だろう。
類似の野菜としては、カイワレダイコン、もやし、アルファルファなどがある。総じて言えるのは食物繊維が豊富なことである。これも、水分が少ない、つまり細胞壁と細胞のなかみの比率を見ると、まだ中身に水分が溜まっていないということも言える。
このあたりでよく聞くのは千葉県の村上農園が有名だ。
ブロッコリー スーパースプラウトに関するQ&A|村上農園 に聞く
以下、村上農園のURLを参考に特徴をまとめてみる。
- 製造日からおよそ7~10日でを目安に食べる
- 冷蔵庫の冷気が強く当たる場所は凍って黒く変色し、ドロっと溶けている
- 黄色い葉は緑になる前の葉のことが多いので劣化ではないが、古くなって黄色くなるものもあるので見分けが必要
- 種の原産地はアメリカ
検索すると「スルフォラファン」という栄養素(ファイトケミカル)が含まれていることが売りになっている。ファイトケミカルというのは、植物が生育中に害虫や菌から守るための化学物質のことであり、種に近いもの、また大気に近い皮のところには多く含まれていて、いわゆるなかみ(細胞の中身の物質、デンプンや糖質など)にはあまり含まれていないイメージ。
【家庭菜園】ブロッコリーの育て方 ~スーパーで買ったブロッコリースプラウトをブロッコリーができるまで育てる~
↑ 手を3本にするぐらいおすすめ!